私が医者になるまでにかかった教育費

お金

沖縄の勤務医です。

 

やや古いデータですが、文部科学省がまとめたデータによると、大学卒業までにかかる教育費は、幼稚園から大学すべて公立の場合で約770万円。すべて私立の場合は約2200万円とされています。

 

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/__icsFiles/afieldfile/2013/01/30/1330218_11.pdf

 

 

ちなみにこれは、住居費や仕送りは含まれていませんので、地方から都会に出て下宿生活をする場合は、さらに費用がかかります。一人あたりでこの数字ですから、子供が複数いる家庭では、家計への負担は相当なものになりますね。

 

このように、現在ではネット上に様々な情報が公開されていますが、実際は住んでいる地域、進路によって状況は大きく異るかと思います。そこで今回は、地方在住の男子が(私です)、医者になるまでにかかった教育費を振り返ってみたいと思います。

 

私は沖縄生まれ沖縄育ちで、地元の大学を卒業しています。全国的に考えると特殊パターンかもしれませんが、こんな人もいるのだなと軽く読み流してもらえばと思います。

 

それでは、私の人生の各ステージにおける教育費を見ていきましょう。

 

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小学校入学前

地元の一般的な保育園、幼稚園に通っていました。人見知りで大人しい子供でした。

きっかけは定かでありませんが、年長から公文をはじめたのを覚えています。

教科は国語と算数の2教科です。残念ながら当時の会費はわかりませんが、現在の価格を参考に費用を算出します。

 

公文:7,000円/月×2教科×12ヶ月=16万8千円

 

小学校

地元の公立小学校に通っていました。5年生までは公文を続け、5年生の3学期から地元の中学受験塾(学習受験舎;現GAZ)に入塾しました。少し遅めの入塾でしたが、なんとか私立の中高一貫校に入学できました。

 

公文:7,000円/月×3教科×12ヶ月×5年間=126万円

中学受験塾:約60万円/年×1年間=60万円

 

中学校

地元の私立中高一貫校に通っていました。中学時代は塾には通っておらず、学校の学費のみです。3年間運動部に所属。高校受験がなかったので、比較的プレッシャーの少ないのんびりとした中学生活でした。

 

中学学費;60万円/年×3年間=180万円

 

高校

高校は中学からそのまま内部進学しています。高校時代も塾にはなかなか入らず(ただ面倒くさかっただけ)、高2の3学期から通塾しました。高3の夏まで部活を続ける。

 

高校学費:60万/年×3年間=180万円

塾費用:100万円/年×1年間=100万円

 

高校時代 計 280万円

 

大学

運良く地元の国立大学(琉球大学しかないですけど)に現役で合格することができました。自宅から通学していましたので、住居費はかかりませんでした。国立大学はどの学部も学費は同じです。但し医学科は6年間のカリキュラムなので、他学部に比べて2年分、余計に学費がかかります。

学費は親が払ってくれて、遊ぶお金、車の費用などは家庭教師や塾講師などのバイトでまかないました。

 

大学学費:60万円/年×6年間=360万円

 

 

いかがでしょうか。

以上が私が医者になるまでにかかった教育費で、幼稚園から大学までを合計すると約1020万円になります。細かな教材費や部活動等にかかったお金などは勘案していませんので、その費用を考慮するとさらにお金がかかっていることになります。

 

とりあえず、両親に感謝ですね。

 

 

一般的には、高校から大学にかけて最も教育費がかかるといわれていますが、都会の大学に進学した場合、下宿費や仕送りも含めると、プラス500〜1000万円くらい考えておいたほうが良さそうです。

 

自分の子供の教育費を考えると頭が痛くなりますが、少なくとも自分と同等かそれ以上の教育を受けさせてあげたいというのが親心でしょう。お父さんは今日も頑張って働きます。

 

それでは今日はここらへんで。

誰かの参考になりましたら幸いです。

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