医者の家計簿

お金

 

沖縄の勤務医です。

私は医師になり10年以上が過ぎ、職場でもある程度責任のある立場になってきました。

これまでは自分の知識や技術を向上すべくがむしゃらに働いてきましたが、最近はある程度時間の余裕も生まれ、子供の教育や自身の老後について考えることも多くなっています。

その中で、やはり大きな関心事となるのはお金の問題。

一般的に、1人の子が大学卒業までにかかる教育費は仕送り等も考慮すると1000万円〜3000万円になると言われています。

教育費に関する調査結果|日本政策金融公庫
日本政策金融公庫(略称:「日本公庫」)の...
『1人当たり教育費は最低1,000万円』は本当か?!仕送り額の平均も含めて大検証! | 保険資料請求.com
今回お伝えするのは、子どもにかかる教育費の平均額についてです。 子どもを育てていくのにはお金がかかる・・・というのは漠然とわかっていても、先の事ってなかなかイメージが湧きづらいものですよね。 今回は統計データなどを使いつつ、子どもが独り立ちするまでにかかる費用がどのくらいになるのかを一緒に確認していきましょう!

私は3人子供がいますから、単純計算で3千万円〜9千万円の教育費を見積もっておく必要がありそうです。

医者とはいえ、果たしてそのような大金が用意できるのか。実家の両親は年金暮らしで裕福ではありませんし、相続もまったく期待できない。

徐々に焦りを覚えた私は、ネットを中心に様々な情報を集め始めました。そして、「まずは日々の家計から」という結論に達し、1年前からマネ-フォワードというアプリで家計簿をつけ始めました。

今回は、実際のアプリの画像を見ながら、医者の家計簿を分析していきます。

 

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医者の家計簿

家計簿をつけ始めた2022年1月の収支を見てみたいと思います。

上の画像がマネーフォワードアプリのスクリーンショットです。

やや見にくいので表にまとめてみます。

収入 給与収入 137万円
支出 教育費 15万2千円
家賃 7万8千円
食費 6万円
水道・光熱費 3万4千円
特別な支出(お祝い等) 3万2千円
服飾費 3万円
医療費 3万円
保険 1万7千円
自動車関連 1万円
通信費 1万円
支出計    約46万円

この月は手取り収入が137万円、支出が46万円、収支が約91万円でした。

収入、支出ともに妻との合算です。

教育費

支出の中で最も大きなウエイトを占めているのが「教育費」で約15万円。結構な額ですね。

これはマネーフォワードの設定上、私の奨学金の返済や医学関連書籍代もカウントされてしまっているためこのような数字になっています。実際こども達にかかっている教育費は3人分の学校や習い事の費用合わせて約8万円でした。

家賃

次に多い支出が家賃で7万8千円。

我が家には子供が3人おりますが、少し手狭なアパートで家族5人暮らしております。

諸々の理由から私が住宅購入に慎重な立場であり、しばらく賃貸で暮らすつもりです。

食費

マネーフォワードに反映されていない項目が食費です。理由はスーパーでの食材などを購入する際に現金払いが多いから。我が家のこの月の食費は約6万円でした。

今後は食費も可視化するために、クレジットもしくは電子マネーでの支払いを主にしようかと考えています。

はたして教育費は足りるのか

この月の収支はプラス91万円でした。ただしこの月は1年の中でも収入が多かった月であり、統計的なデータとしてははずれ値かもしれません。

我が家の実際の収支を1年通して平均するとプラス50〜60万円/月といったところです。

このデータから考えると、我が家は年間600万円ほど貯金できそうですね。

10年ほどこのペースで貯金できれば、2人分の教育費をなんとか用意できることになるでしょうか。

こうして見てみると、医師とはいえ、子供がいると過度な贅沢はできないことがわかりますね。

実際にはいきなりまとまった教育費がかかるではなく、子供の成長に伴って月々のキャッシュフローにおける教育費の割合が徐々に高まっていくことになりますので、月々の収入でまかなえるなら必ずしも貯金で用意する必要はありません。

家計を具体的な数字としてみることができると、漠然とした将来の不安がが少しクリアになるかもしれません。

読者の皆さまも、家計簿アプリいかがでしょうか。

 

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